スクリーンやドラマに登場すると、思わず目が引き寄せられる存在感を放つ女優・富田望生(とみた みう)さん。
主役・脇役を問わず作品に深みを与え、圧倒的な演技力で観客を魅了しています。
真面目で誠実な印象を持たれる彼女ですが、その裏には並々ならぬ努力とプロ意識があります。
今回は、富田望生さんのプロフィールや演技力、そして体重管理にまで及ぶ女優としての覚悟、人柄について迫ります。
富田望生 プロフィール

名前:富田 望生(とみた みう)
生年月日:2000年2月25日
年齢:25歳(2025年9月現在)
出身地:福島県いわき市
身長:152cm
職業:女優
ジャンル:映画・テレビドラマ・舞台
活動期間:2012年 –
事務所:ジャパン・ミュージックエンターテインメント(イー・コンセプト)
富田望生さんは2015年に映画『ソロモンの偽証』で女優デビューを果たしました。
数々のエキストラを経験し、映画『ソロモンの偽証』のオーディションを勝ち抜き、主要キャストの浅井松子に選ばれた彼女は、その存在感と表現力で一気に注目を集めました。
その後も数々のドラマ・映画・CMに出演し、若手ながら確かな実力を持つ演技派女優としてキャリアを積み上げています。
富田望生 演技力と存在感
富田望生さんの演技の特徴は、役柄ごとに全く違う人物に見えるほどの変化を見せられる点です。
コミカルな役からシリアスな役、さらに心に影を抱えたキャラクターまで、幅広く演じ分けられる柔軟性があります。
また、出演時間が短い役でも、画面に映ると自然と視線が集まる“存在感”を放つのも魅力のひとつです。観客に「この子は誰だろう?」と印象を残す力は、まさに演技派女優の証といえるでしょう。
富田望生 努力とプロ意識
富田望生さんが注目された理由のひとつが、役作りのために行った体重管理ではないでしょうか。
デビュー作『ソロモンの偽証』では、役に合わせて大幅な体重増加を行いました。その後も役柄に応じて体型をコントロールしてきたそうです。
担当する役づくりや体重の減量または増量
2015年3月映画『ソロモンの偽証 前篇』
劇中校歌をピアノ演奏。役作りのため、オーディション合格後に15キログラムの増量!!

2017年2月映画『チアダン』
チアダンス4種競技(ヒップホップ、ジャズ、ポンダンス、ラインダンス)を練習。

2017年9月映画『あさひなぐ』
薙刀道を経験。
2017年11月映画『SUNNY強い気持ち強い愛』
渡辺直美が演じる林梅役の高校時代を演じる設定のため10キログラムの増量!!
2018年8月放送の第120回『男おばさん 』ゲストインタビュー出演までに7キロも減量。
2019年1月ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です- 』
生徒・魚住華役で出演、撮影終了後2019年4月15日『しゃべくり007』ゲスト出演までに5キログラムの減量。このドラマで一躍知名度を上げました。

2020年1月ドラマ『教場』
警察学校監修の下で訓練を受ける。枝元役の設定として手話を練習。撮影が始まるまでに5キログラムの減量。
2025年5月舞台『フラガール dance for smile』
フラダンスとタヒチアンダンスを練習。
2021年8月舞台『ウェンディアンドピーターパン』
ワイヤーアクション演出に向けて、体幹トレーニング実施。
2023年3月ドラマ『だが、情熱はある』
M-1グランプリ2004決勝に出場するお笑いコンビ南海キャンディーズ山崎静代役として漫才を練習。さらに第11話でボクシングでオリンピック出場目指すシーンの撮影に向けてボクシングを練習。
2023年12月舞台『ジャズ大名』
狂言回し、場面転換に合わせて5人分の役設定を切り替えて演じる(化け狐「やこ」設定)。三味線も練習。
2025年4月ドラマ『ダメマネ ダメなタレントマネジメントします 』
ガ行を発声しにくい吃音を練習する。
2025年7月ドラマ『明日はもっといい日になる』
母親役で出演。

これは並大抵の覚悟ではできないことですね!!
身体的な負担も大きい体重の増減を、女優としての責任感とプロ意識でやり遂げてきたのです。
その姿勢は業界関係者からも高く評価され、「役に全力で挑む女優」という信頼を確立しています。
富田望生 人柄や素顔に迫る
一方で、富田望生さんは「真面目」「努力家」という評価に加え、明るくユーモアのある人柄でも知られています。
共演者のインタビューでも「現場の雰囲気を和ませてくれる存在」と語られることが多く、周囲から愛されるキャラクターであることが伝わってきます。
また、インタビューでは「役に向き合うときは、自分自身の人生を通して役を理解したい」と語るなど、表面的な演技ではなく、人間そのものを掘り下げる真摯な姿勢がうかがえます。
まとめ
富田望生さんの“真の実力”は、以下の3つに集約されます。
役ごとに表情を変える演技力と存在感
体重管理に象徴される努力とプロ意識
誠実で明るい人柄
ただの「若手女優」という枠を超え、観る人の心に残る表現者としての地位を着実に築いている富田望生さん。
これからどんな役柄で私たちを驚かせてくれるのか、ますます目が離せません。
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