NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で黒田官兵衛役を演じている倉悠貴さん。初登場から存在感のある演技が話題となり、SNSでも「官兵衛役にぴったり」「今後の活躍が楽しみ」と注目を集めています。
第23回では竹中半兵衛(菅田将暉)の最期が描かれたことで、これからは黒田官兵衛の動きが物語の大きな見どころになっていきそうです。
この記事では、『豊臣兄弟!』で黒田官兵衛役を務める倉悠貴さんについて、プロフィールや芸能界入りのきっかけ、これまでの経歴、代表作までわかりやすく紹介します。
大河ドラマ初出演で注目度を高めている倉悠貴さんの魅力を、あらためてチェックしていきましょう。
倉悠貴が『豊臣兄弟!』で黒田官兵衛役を熱演

倉悠貴さんは、NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で、小寺官兵衛尉孝高(のちの黒田官兵衛)役を演じています。
5月31日放送の第21回「風雲!竹田城」で初登場すると、軍師らしい冷静さと鋭さを感じさせる演技で、一気に視聴者の印象に残りました。派手に見せるのではなく、静かな佇まいの中に知性や覚悟をにじませる表現が印象的で、登場直後から高い評価を集めています。
黒田官兵衛といえば、戦国時代を代表する名軍師のひとり。過去には大河ドラマ『軍師官兵衛』でも主人公として描かれた人気の高い歴史人物です。
今回の『豊臣兄弟!』では、豊臣秀吉・秀長兄弟を支える立場から描かれており、これまでとはまた違った角度で官兵衛の魅力が楽しめる作品となっています。
さらに、第23回で竹中半兵衛が退場したことで、今後は官兵衛の存在感がますます増していくとみられます。倉悠貴さんがこの重要な役どころをどう演じていくのか、今後の展開にも注目です。
倉悠貴が黒田官兵衛役に選ばれた理由とは?
倉悠貴さんが黒田官兵衛役に抜てきされた理由として注目されているのが、人物の内面を丁寧に表現できる演技力です。
黒田官兵衛は、知略に優れた軍師である一方、信念や情熱も秘めた複雑な人物です。ただ落ち着いているだけではなく、冷静さの奥にある強さや野心、人間的な深みまで表現できる俳優でなければ、説得力のある人物像にはなりません。
その点、倉悠貴さんは派手な演技で押すタイプではなく、視線や間、空気感で感情を伝えるのが持ち味です。繊細で知的な雰囲気も、官兵衛のイメージとよく重なります。
実際に放送後は、視聴者からも「官兵衛役に合っている」「これからの成長が楽しみ」といった声が多く見られ、配役への納得感も高いようです。
倉悠貴のプロフィール

倉悠貴さんの基本プロフィールは、以下のとおりです。
名前:倉悠貴(くら ゆうき)
生年月日:1999年12月19日
年齢:26歳(2026年6月時点)
身長:173cm
出身地:大阪府
職業:俳優・モデル
活動開始:2019年~
「倉」という名字はやや珍しく感じますが、読み方は「くら」です。名前の「悠貴」もやわらかさと落ち着きがあり、本人の雰囲気によく合っています。
大阪出身らしい親しみやすさがありながら、映像作品では繊細で静かな空気をまとって見えるのも、倉悠貴さんの魅力のひとつです。整ったルックスと自然体の存在感で、若い世代を中心に支持を広げています。
所属事務所はどこ?
倉悠貴さんは、ソニー・ミュージックアーティスツ所属です。
芸能界入りのきっかけは、2018年に大阪・アメリカ村で古着店のアルバイトをしていたときのこと。男性ファッション誌『MEN’S NON-NO』のスナップ撮影を受け、その写真を見た事務所スタッフが大阪までスカウトに来たことがデビューにつながったそうです。
何気ない日常のワンシーンが人生の転機になるという、まるでドラマのようなエピソードですが、それだけ倉悠貴さんの雰囲気や存在感が際立っていたということなのかもしれません。
倉悠貴の経歴 芸能界入りから現在まで
もともとは俳優志望ではなかった
倉悠貴さんは、もともと俳優を目指していたわけではなかったそうです。高校時代からファッションに興味があり、古着が好きで大阪のアメリカ村によく通っていたといいます。
スカウトされた当初は、自身も半信半疑で、母親からも「本当に大丈夫なの?」と心配されたそうです。専門学校に通っていたこともあり、芸能界に進むことには迷いもあったといいます。
それでも最終的に挑戦を決意した背景には、友人からかけられた「誰でもできる仕事じゃないんだから、やってみたらいいんじゃない」という言葉があったそうです。迷いながらも一歩を踏み出したことが、今の活躍につながっています。
俳優デビュー作は『トレース〜科捜研の男〜』
倉悠貴さんは、2019年1月期のフジテレビ系月9ドラマ『トレース〜科捜研の男〜』で俳優デビューしました。
演じたのは源義一役で、最終話では号泣シーンにも挑戦。本人は当時、演技経験の少なさから現場で苦労したこともあったと語っていますが、その経験が「もっと芝居を学びたい」と思うきっかけになったようです。
デビュー直後から実践の場で鍛えられたことが、その後の成長につながっていったのでしょう。
映画初出演で初主演を果たした注目株
2020年には、映画『夏、至るころ』で映画初出演にして初主演を務めました。
デビューから約1年で映画主演に抜てきされたことは、業界内での期待の高さを感じさせます。自然体の演技と、飾らない存在感が作品の空気によくなじみ、若手俳優として一気に注目されるきっかけのひとつとなりました。
朝ドラ『おちょやん』初出演で一気に知名度アップ

倉悠貴さんの名前が広く知られるようになった作品として外せないのが、2021年のNHK連続テレビ小説『おちょやん』です。
主人公の弟・竹井ヨシヲ役を演じ、物語後半の重要な役どころとして強い印象を残しました。感情の揺れを繊細に見せる演技が高く評価され、視聴者の間でも大きな反響を呼びました。
朝ドラ出演は、多くの俳優にとって大きな転機となりますが、倉悠貴さんにとっても俳優としての存在感を一気に高める出来事になったといえそうです。
倉悠貴の代表作・主な出演作品
倉悠貴さんは、ドラマ、映画、配信作品まで幅広く出演し、着実にキャリアを重ねています。ここでは、主な代表作をジャンル別に紹介します。
ドラマ出演歴
・『トレース〜科捜研の男〜』(2019年/フジテレビ)
・『his〜恋するつもりなんてなかった〜』(2019年/メ〜テレ)
・『おちょやん』(2021年/NHK)
・『世にも奇妙な物語 ’21秋の特別編』(2021年/フジテレビ)
・『半径5メートル』(2021年/NHK)
・『犬と屑』(2023年)
・『SHOGUN 将軍』(2024年/Disney+)
・『あんぱん』(2025年/NHK連続テレビ小説)
・『豊臣兄弟!』(NHK大河ドラマ)
民放ドラマからNHK作品、さらに世界配信作品まで、出演ジャンルの幅広さは倉悠貴さんの強みです。特に『おちょやん』や『豊臣兄弟!』のような国民的作品への出演は、俳優としての信頼の厚さを感じさせます。
映画出演歴
・『夏、至るころ』(2020年/初主演)
・『樹海村』(2021年)
・『衝動』(2022年)
・『OUT』(2023年)
・『こいびとのみつけかた』(2023年)
・『新解釈・幕末伝』(2025年/沖田総司役)
・『ブルーロック』(2026年公開予定)
・『教場 Requiem』(2026年公開予定)
映画では、青春ドラマ、ヒューマンドラマ、ホラーなど幅広いジャンルに出演しています。作品ごとにまったく異なる表情を見せられるのも、倉悠貴さんの俳優としての大きな魅力です。
舞台やそのほかの活動
倉悠貴さんはこれまで、ドラマや映画での映像作品を中心に活動しており、舞台出演に関する情報はそれほど多くありません。
一方で、2025年2月には『めざましテレビ』のエンタメプレゼンターを務めるなど、俳優業以外での露出も増えています。
もともとファッション誌のスナップをきっかけに芸能界入りしたこともあり、モデルとしての存在感にも引き続き注目が集まっています。
倉悠貴の演技力の魅力とは?
倉悠貴さんの演技の魅力は、繊細で内面的な表現力にあります。
感情を大きく見せるのではなく、表情や間の取り方、言葉の温度感で人物の心の動きを伝えるタイプの俳優で、見る側に静かに余韻を残す演技が持ち味です。
『おちょやん』では、複雑な思いを抱える弟役として視聴者の涙を誘い、『こいびとのみつけかた』では独特の空気をまとった青年像を自然に表現しました。
今回の『豊臣兄弟!』でも、その繊細さが軍師・黒田官兵衛という役に深みを与えています。
華やかさだけで押し切るのではなく、人物の奥行きを丁寧に積み上げていくタイプだからこそ、歴史上の人物を演じたときにも強い説得力が生まれるのでしょう。
『豊臣兄弟!』で描かれる黒田官兵衛とはどんな人物?

黒田官兵衛は、戦国時代を代表する軍師のひとりとして知られる人物です。
優れた知略で豊臣秀吉を支え、天下統一に大きく貢献したことで知られており、歴史ファンの人気も高い存在です。竹中半兵衛と並び称され、「二兵衛」と呼ばれることでも広く知られています。
『豊臣兄弟!』では、そんな官兵衛がどのように豊臣兄弟と関わり、時代の流れの中で存在感を発揮していくのかが注目ポイントです。
第23回で半兵衛が退場したことで、今後は官兵衛の戦略家としての働きや、秀吉との関係性がより深く描かれていく可能性があります。
倉悠貴さんが、若き官兵衛の知性や静かな迫力をどう表現していくのか、これからの放送も見逃せません。
竹中半兵衛(菅田将暉)の最期についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。👇
まとめ
倉悠貴さんは、NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で黒田官兵衛役を演じ、あらためて注目を集めている若手俳優です。
芸能界入りのきっかけはファッション誌のスナップ撮影という意外なエピソードでしたが、デビュー後は『トレース〜科捜研の男〜』『おちょやん』『SHOGUN 将軍』など話題作への出演を重ね、着実にキャリアを築いてきました。
派手さよりも繊細さで魅せる演技は、知略に優れた黒田官兵衛役とも相性がよく、今後さらに注目度が高まっていきそうです。
竹中半兵衛亡き後、『豊臣兄弟!』は官兵衛の活躍がより重要になっていく局面に入ります。倉悠貴さんがどんな黒田官兵衛像を見せてくれるのか、今後の展開からも目が離せません。

